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2008年8月28日 (木)

三井化学 CO2から石化製品量産へ

三井化学は、工場排ガスや大気中の二酸化炭素(CO2)を原料に使って、合成樹脂など石油化学製品を量産する実証設備を大阪工場(大阪府高石市)に建設すると正式発表した。2009年2月に設備を稼働し、10年3月をめどに量産技術を確立する考え。原油価格が高値で推移するなか、原料多様化を進め、地球温暖化防止にも役立てる。
 地球環境産業技術研究機構との共同研究成果を生かし、工場から排出されたCO2を効率的に分離・濃縮し、水素と反応させて合成樹脂・繊維の原料になるメタノールを合成する。実証設備の年産能力は約100トンで、10月に建設を始める。投資額は約15億円。
 現時点では量産コストがいくらになり、製造に必要なエネルギーがどれぐらいかかるかなど不透明な面も多い。不純物も混じった大気中からCO2を効率的に回収する必要もある。三井化学はこうした課題を実証設備で検証して、事業性を見極める考えだ。

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