しわを防ぐ!!イチゴの抗酸化成分
翰林大学の食品栄養学科のカン・ヨンヒ教授チームは、イチゴ類などに含まれる抗酸化作用を持つエラグ酸を肌に塗ると、紫外線によるコラーゲン破壊と炎症反応を防ぎしわを予防するという事実を確認したと明らかにした。カン教授はこの研究結果を、このほど開催された米国の学会American Society for Nutritionの実験生物学総会で発表した。
エラグ酸は果物や野菜、堅果類、特にイチゴや野イチゴ、ザクロなどに多く含まれる抗酸化物質で、光に対する保護効果があると知られている。
研究チームは、生後4週間の雄性ヌードマウス12匹を2グループに分け、8週間、1日3回、人間の皮膚が日光にあたり損傷が起こるほどの強い紫外線を浴びせた。そのうち1つのグループには、毎日一定量のエラグ酸を表皮に塗った。その結果、エラグ酸処理をしないまま紫外線を浴びたマウスにはしわができ、表皮も厚くなったのに対し、エラグ酸を塗ったマウスはしわがはるかに少なく、表皮の厚さも変わらなかった。
また研究チームは、エラグ酸処理をしたヒトの皮膚細胞と処理しない皮膚細胞を紫外線に当て、細胞におきる変化も観察した。エラグ酸処理した皮膚細胞の場合、コラーゲン破壊を誘発するマトリックス分解酵素(MMP)と炎症反応関連物質の細胞接着分子ICAMが、エラグ酸処理をしない場合よりも生成が少なかったことが分かった。
カン教授は「この研究結果は、エラグ酸が紫外線のコラーゲン破壊と炎症反応によるしわ生成と老化現象を防いでくれることを示す」と説明した。特許を出願した一方、エラグ酸を肌に塗る代わりに食べても効果があるかを研究する計画だという。
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