2007年8月23日 (木)

小児がん征圧 特別試写会に700人…募金箱に浄財

がんによる余命宣告を受けながら、前向きに生き抜いた元プロウインドサーファー、飯島夏樹さんの半生を描いた映画「Life 天国で君に逢えたら」の特別試写会が東京都港区で開かれた。毎日新聞の小児がん征圧キャンペーンの一環として、読者ら約700人が参加。会場に置かれた征圧募金箱に浄財が寄せられた。がんと闘う子どもたちや家族100人も招かれ、試写後、子どもたちは飯島さんを演じた俳優の大沢たかおさん(39)から激励を受け、笑顔を見せた。
この映画は、ウインドサーフィンのワールドカップに8年間出場し続けた飯島さんが肝細胞がんと診断され、05年2月に38歳で亡くなるまでを描いた作品。余命3カ月と宣告されながら、ハワイへ移住し、妻や4人の子どもたちに支えられ、ホームページに闘病エッセーを書き続ける姿を、大沢さんが熱演している。
試写後、舞台あいさつに立った大沢さんは、闘病家族へのメッセージとして、「いま生きていることの素晴らしさ、家族への感謝の気持ちなど、飯島さんが残してくれたプレゼントをよりよく生きるヒントにしてほしい」と語った。この後、控室を訪ねた子どもたちは大沢さんと握手を交わし、花の首飾りをプレゼントされた。骨肉腫を乗り越えた板橋区の小学2年、太田瑠歌ちゃん(8)は「病気と一生懸命闘う映画に感動し、元気になれた」と話した。
映画は25日から東宝系で全国公開される。試写会は、キャンペーンに賛同した東宝などの協力で実現し、賛同する読者が招待された。

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